日常、映画、執筆状況からネガティブまでなんでも御座れ。
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どうも、皆さん。
それにしても、最近はブログ書いてるな。Twitterやる前ほどではないですがね。あの時はブログがメインでしたしね。いやー、ホント両方やっている人は凄いなと思いますよ。
さてさて。今日はラジオの話ではなく、映画の話です。ようやく休みを頂けたので、観に行きました。
観た映画はブルース・ウィリスを一躍スターにした作品の最新作。
「ダイ・ハード/ラスト・デイ」
(原題:A GOOD DAY TO DIE HARD)
(原題:A GOOD DAY TO DIE HARD)
主演は勿論ブルース・ウィリス。脇には「アウトロー」でも出演していたジェイ・コートニーに前作で娘役を演じたメアリー・エリザベス・ウィンステッドなど出ています。あとは僕はあまり見ない方ばかりでした。監督は「エネミーライン」や「マックス・ペイン」とアクションに定評があるジョン・ムーア。
ストーリーはジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)は、長らく疎遠だったひとり息子ジャック(ジェイ・コートニー)がしでかしたトラブルの尻ぬぐいのためにモスクワへと降り立つ。ところが、ジャックが出廷するはずの裁判所が突然爆破され、マクレーンはまたしても事件に巻き込まれてしまう。大混乱の中でどうにかジャックと再会したマクレーンは、息子から思いもよらぬ事実を打ち明けられる。そして2人で手を組み、ロシア政財界の大物や軍隊が絡む巨大な陰謀に立ち向かうハメになるマクレーンだったが……。というロシアに行っても運がないジョン・マクレーン。
この映画も5作目という事で、初めて異国の地を舞台にした本作。ロシアというチョイスは監督にぴったりだ。過去の作品のほとんどがロシアが関係しているんですよね。狙ってやっているかは分かりませんがね。さきほども言いましたが、このジョン・ムーア監督はアクションに定評があります。特に「マックス・ペイン」の銃撃戦はスローモーションなどを使って派手なのですが、綺麗なシーンになっている。本作もアクションの演出は素晴らしいの一言。ジョン・マクレーンがロシアについてすぐにあるカーアクションは本当に凄い。装甲車が宙を飛んだり、タクシーが吹き飛んで橋にぶつかったり、車の上を走ったり。やる事がいちいち派手です。RPGという対戦車擲弾発射器を撃たれて「避けるだろう」と思っていたら、まさか車をスピンさせて避けるとは思わなかった。あと、装甲車に横からぶつけられた車をカメラが横から捉えるシーン。これよく見たら中にスタントマン乗っているんですよね。ありきたりな演出ではあるが、人まで捉える映画ってほとんどないんですよね。ここは「おお」と思いましたね。あとは、装甲車とベンツのGクラスのぶつかり合い。本当に凄いカーチェイスシーンでした。
でもそれだけなのです。
この映画、中身がないのです。今回ジョン・マクレーンが巻き込まれる過程も無理矢理な感じがしますし、セリフも魅力がない。お馴染みのセリフはありますが、ぼやくシーンもあまりないですし、「殺す」というセリフに重みがない。このジョン・マクレーンはゲーム感覚で人を殺しているようにしか見えなかった。そんなジョン・マクレーンは見たくなかった。それと、ドラマ部分も弱いですね。息子とのやり取りがいまいち。悪役も魅力がなかったですね。目的が不明すぎる。もっと明確にやってほしかった。あれだけでは今までのアクションに違和感がある。何故そんなに必死なのか、という部分がない。あと、音楽が酷い。このシリーズのテーマがほとんど流れないし、うるさいとも感じた。そんなに大きくする必要はないように感じた。
まあ、色々言いましたがアクションは良かった。それだけの映画です。この脚本だったら「ダイ・ハード」というタイトルを使わずに、別の映画として作ってほしかった。
以上、今年4本目の映画でした。
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